協会便り 2019年9月号
「第11回 ティータイムコンサート」開催に向けて
今月22日(日)に、恒例となった「ティータイムコンサート」が開催される。会場である豊田市農業改善センター(別館)は、本館から離れた自然豊かな環境の中にありギター演奏を楽しむにはうってつけの広さと佇まいの静けさを備えている。今回も13組の演奏者が日ごろの練習を披露してくれることになっていて楽しみである。
このギターを楽しむ集いでは、参加者全員による投票で「聴衆賞」が一人、もしくは1組だけに贈られることになっている。すでに聴衆賞をもらった人でも5回を一区切りとしてスタートにもどるというルールが設けられた。今回は「11回目」なので、全ての挑戦者が「聴衆賞」の対象となる回になる。なかなか「聴衆賞」がもらえない初心者にとっては不利なルールではあるが、賞の有る無しに関わらずどの挑戦者も、自身のギター演奏向上を目指して大いに頑張ってほしいと願っている。
また今年から名古屋「名東生涯学習センター第3集会室」において、代表者である堀千恵子さんの提案でギターを気軽に楽しむ「コージィーギターコンサート」が開催されるようになった。コージィー「COZY」とは、気楽な、心地よい、という程の意味である。
“気楽にふら~っと立ち寄って気軽にギターを弾いてもらえるような機会、空間があったら…”という堀さんの熱い思いが現実のものとなり、ギター好きの皆さんのための嬉しい公開練習の場になっている。出場の順番も会場での自己申告。好きな番号の所に名前を書き入れることで自分の出番が決まる仕組みである。お茶とお菓子はセルフサービス。定刻に始まり定刻に終わる。何ともさわやかで、気持ちのよい空間だ。出番が来たら随時前に出て持ち曲を披露するのだが、弾いた曲に関しての感想は一切述べられることはない。温かい笑顔の拍手だけが出場のご褒美である。気軽に人前で練習できる場としていい取り組みだと思っている。
先月8月18日(日)には、ティータイムコンサートに向けての練習会という事で2回目のコージィーギターコンコンサートが開かれた。温かい雰囲気の中ではあっても、人前で弾くのはやはり難しい。実際に演奏の段になると、上がったりうまく弾けなかったり色々あるのが普通だ。その日は、時間に余裕があったため同じ曲を2回挑戦することが可能になったという。同じ空間で同じ曲を2回弾くことで、演奏がよくなり自信につながる挑戦者がいたという報告も受けている。何とも嬉しい知らせに「第11回 ティータイムコンサート」が、ますます楽しみになってきている。
2019.09.01
事務局