協会便り 2019年6月号
「ギター演奏研究講座」の案内
「ギターは音色が最も大切」Andres Segovia
「ギターは音色が最も大切」と明言したセゴビアの言葉は、プロの演奏家となった私の信条として、心に深く根付いている。「日本ユニバーサルギター協会」で企画している「ギター演奏研究講座」は、ギター演奏を生き生きとした「クオリティーの高い音色」にするための研究の場であり、実技を伴った講習講座である。ここでいう「クオリティーの高い音色」とは、ノイズがないとか単にきれいな音とかではなく、心に染みる音色を意味している。つまり、「ギター演奏研究講座」は、心に染みるサウンドを求めてやまない人のために開かれている講座といえる。
具体的には、ギター演奏に最も大切な楽器の持ち方、指の使い方、左指の遣い方について、実技を伴いながら分かり易く伝えていくための「ギター音楽道場」ということである。演奏する者にとってクオリティーの高い音色を身に付けることは重要だと分かってはいても、そのハードルは高く簡単には身に付けられないという現実がある。しかし、実技を基に丁寧な手ほどきを受けながらそのテクニックを正しく習得した者は、聴く者の心を打つ魅力的な演奏に繫がっていくことになるだろう。
困難であるという理由で、それなりの音色で満足してしまっているというのはいかにも残念なことである。「ギター演奏研究講座」が、真剣に「道」を求める人のためにお役に立てるなら幸いである。
次回「ギター演奏研究講座」は、6月16日(第3日曜日)になっている。
時間帯は下記に示すとおりである。
講座の時間帯の案内
次回の講座は、2019年6月16日(第3日曜日)
申し込みをされる方は、ご希望の時間帯で受講できることになっています。
① 13時30分 ~ 14時15分
② 14時15分 ~ 15時00分 *希望される方は、楽器持参で
③ 15時ア00分 ~15時45分 お願いします。
30分間の休憩
④ 16時15分 ~ 17時00分 *尚、譜面台、足台などは会場
⑤ 15時00分 ~ 15時45分 に置いてあるものが使えます。
詳細は、ホームページトップページを参照にして下さい。
2019.6.07
事務局