協会便り　　　　2020年３月号

　　　　コージーギターコンサートで弾み！！

名古屋在住、ＪＵＧＡ会員である堀千恵子さんによって企画・運営されている「コ ージーギターコンサート」が、2月16日にいつもの会場「名東生涯学習センター・2階・第3集会室」において開催されました。

「日本ユニバーサルギター協会」の行事として恒例化している「ティータイムギターコンサート」のリハーサルのつもりで気軽に参加できるステージが欲しいという彼女の強い思いで実現した「音楽広場」です。3回目となる今回は、彼女のツイッター仲間や初登場のギター愛好家の人など16組の出場があり内容的にも充実してきた感があり頼もしい限りです。

誰でも参加でき、演奏曲目も順番も「当日、会場で決める」という気軽さが何とも心地よい。人前で弾くことに苦手意識を持っている人や、ギターの初心者にとっては格好の「肝試しのコンサート」になっています。「肝試し」とは言っても、ギター愛好家が集う愉快な仲間たちとの「音楽広場」は、理屈抜きで楽しい時間が過ぎていく。

次回は、９月の「ティータイムコンサート」に合わせての開催の予定だという。参加された皆さんにとって、「コージーギターコンサート」の参加で弾みをつけた事が「ティータイムギターコンサート」にもトライしてみようという決心に繫がるなら、企画者としては冥利に尽きるというものでしょう。。

さて、その「ティータイムコンサート」は、今月の3月22日（第4日曜日）に、豊田市農業改善センター「別館」で開催されることになっています。

誰でも参加できるギターの為の集い（ギター以外の楽器もＯＫ）として毎回賑わっていますが、出場を決めたメンバーの中には、遠く石川県能登半島からやってくる強者がいます。「能登の魅力を広げる会」の代表でもある秀働敏夫さんです。

彼は、初めて参加した「第10回ティータイムギターコンサート」で見事「聴衆賞」を獲得しています。日頃の練習成果を披露する場として、またギター仲間との出会いを楽しむ場として遥々早朝から出立してやってくるのだという。筋金入りのギター好きであることは確か。

出場の動機は人様々であっても、確かなことは「人前で弾くと決めた時から練習の質が違ってくる」という事です。その意味で「コージーギターコンサート」や「ティータイムギターコンサート」に積極的に挑戦することは、腕と人間力と「2つを同時に磨く」ことができる絶好の機会ということになります。ここでは、参加者全員による投票で決まる「聴衆賞」も楽しみの一つ。先回は、「タランテラ」を弾いた安藤淳子さんが「聴衆賞」を獲得しました。3月の聴衆賞は誰が獲得するのか楽しみ。皆さんの健闘を心から願っています。