協会便り　　　　2023年12月号

師　走　に

「光陰矢の如し」とはよく言ったものです。気が付けば、もう今日から「師走」。

街では「ジングルベル」を聞くようになり、夜ともなれば色とりどりの「電飾」が眩しく目に飛び込んできます。普段は静かな街も年の瀬の喧騒の中で、人の歩くスピードまでが速く感じてしまうのは気のせいでしょうか。

今年、「日本ユニバーサルギター協会」では、「ティータイムギターコンサート」だけでなく、沢山のボランティア活動によるイベントに参加してきました。

それぞれの活動に全力で臨み、良い思い出をつくることができたことに心から感謝しています。

12月、本協会の行事は何も入っていません。それぞれ会員のみな様においては、「1年の締めくくり」として、来し方を振り返りながらくる年に向けての「新しい挑戦」について考えを巡らせてみえることと思います。みな様の振り返りの心に浮かんでくるのはどんな出来事なのでしょう。

3月・9月の「ティータイムギターコンサート」への出場はもとより、各自のそれぞれの立場において様々な挑戦があったことでしょう。結果如何に関わらず挑戦したことにこそ意味があり、経験した全ての事には必ず、「未来のよきことに繫がる種が宿っている！」と前向きに振り返ることができれば、くる年に向けての希望、次なる挑戦への勇気が湧いてくるのではないでしょうか。

そんな中、10月25日に能登在住の秀働敏夫さんが企画・開催してくださった「能登・わくわくコンサート」は、会場に来て頂いた皆様の記憶にいつまでも残るような素晴らしいギターコンサートでした。吉本会長の素晴らしい演奏はもとより、スタッフの皆様の丁寧で温かな心配りの様々が、今もしみじみと思い出されます。お世話になった全ての方々に、心から感謝申し上げます。

能登の事は、数年前に鳥取在住の田中彰彦さんが企画してくださった「鳥取・２つのお寺でギターコンサート」の時に感じた優しさと同じだったことを懐かしく思い起こします。吉本会長と、お弟子さんだったお二人との絆が廻り廻って、心のこもった「ギターコンサート」に繫がっていったこと思うと、人として清らな気持ちにさせられると同時に、ご縁の不思議さ・尊さについて感慨深いものを感じます。

今年頂いた沢山の素敵な思い出が、未来のよきことに繋がっていくことを信じ、「残り1ケ月」となった貴重な時間を精いっぱい精進して参りましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　     2023.12.01

                                                                            事務局

みな様、健康に気を付けて　良い年をお迎え下さい。