協会便り    2024年11月号

「吉本光男ギターコンサート」を終えて

 

先月1020日に開催された「吉本光男ギターコンサート」では、全国に散らばった吉本先生のフアンの方々と再会することができ、心から嬉しく思いました。

鳥取や能登からのお客様はもちろんのこと、豊田市以外からも豊橋市、安城市、西尾市、みよし市、刈谷市等々、各地から吉本光男先生とご縁の深い方々が応援に駆けつけてくださり、ご縁の大切さを痛感させられました。会場を華やかに飾ってくれた平原由美子さんの「絵手紙」も、多くの方々に共感的に見てもらうことができ大変嬉しく思いました。

コンサート前半のギター独奏では、「カプリチオ・アラベ」「エテルナ・サウダージ」に対して、際立つ音色の美しさと表情の豊かさに心を奪われたという感想が多くありました。「魔笛」、ビラロボスの「前奏曲No.1」、「アストゥーリアス」では、心ときめくテンポと乗りの良さがいい。鍛え抜かれた技術に裏打ちされた見事な演奏に感銘を受けた。等々、沢山の感想が届いています。

また、吉本先生の肝いり「アルハンブラの思い出」は、瑞々しい「命のほとばしり」を感じさせる名演奏で、満席の会場からは割れんばかりの拍手が惜しみなく送られ、コンサートを大いに盛り上げてくれました。

後半は、チェロとギターの二重奏。「木曽節」やアンコール「禁じられた遊び」も好評で、チェロとギターの豊かな音の響き合いが心に沁みました。

1時間半という限られた時間ではありましたが、豊かな音楽空間を会場の皆様と共に過ごせた事は、奇跡のように有り難く忘れがたい思い出になりそうです。

 

今回のコンサートは、会場が「音楽のためのホール」ではなかった為、準備や片付けなど多くの時間と労力を必要としました。コンサート「大成功」の裏には、労を惜しまないスタッフの方々の温かい心と団結の力があったことは言うまでもありません。最後まで、愛の心で汗をかき応援してくださったフアンの方々、スタッフの皆様に、心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。

                         2024.11.01

                                                   事務局