協会便り    2021年10月号

  「新しいコンサートの形」

 

 先月9月(26日:第4日曜日)に行われた「第13回 ティータイム・ギターコンサート」は、緊急事態宣言の中での開催でしたが、参加された方々の多大なるご協力のお陰でコロナ対策が徹底でき、盛会のうちに終えることができました。心から感謝申し上げます。

 

今回は、特に「換気」に気を遣っての開催でした。各自の「入場の際の消毒」「マスクの着用」はもとより、会場においての「強制換気」「ビニールシートの設置」「飲食の禁止」「二酸化炭素計測器の使用」等々、自分たちにできる可能な限りの感染対策を徹底して行い開催させて頂きました。まさに、スタッフとしてのJUGA団体会員「アンダンティーノ」のチーム力・団結力が発揮された「新しい形のコンサート」だったように思います。勿論、主宰側からの様々なお願いを快諾して参加して頂いた方々の協力なしには、決して成功することはできなかったでしょう。聴衆として参加し、応援して頂いた方々にも心からのお礼と感謝を申し上げます。

 

 

これからも、暫くはこのような「新しい形のコンサート」になることが予想されます。コロナウイルスの変異株は感染力が強く命に関わることもあり、決して侮ったり軽くみたりできるものではありませんが、恐れてばかりいては少しも前に進めないこともまた事実です。今回JUGA会長である吉本光男先生の覚悟の決断のもとで安心・安全の舞台を用意して頂き、兎にも角にも一歩前に踏み出すことができたことは本当に嬉しい事でした。

 

さて、

「第13回 ティータイム・ギターコンサート」の「聴衆賞」は、初出場の「山﨑 修」さんでした。

おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

 

 

聴衆賞は、日ごろの練習の成果を舞台で発揮できたことを表彰するものです。舞台に上がれば緊張してしまい普段の力が十分に発揮できないのが普通です。そんななか、聴いていた皆さんの心をがっしり掴んでの「聴衆賞」受賞は、次への意欲に繫がる誇らしい勲章です。今後、ますます自分の演奏に磨きをかけ、「上達」を目指して頑張って欲しいと願っています。今後どのような状況になるのかは分かりませんが、「腐らず」「こつこつ」「諦めず」ギター上達に向けて毎日の練習に励んでまいりましょう。

                           2021.10.01

                                                    事務局