協会便り   2019年10月号

「第11回ティータムコンサート」盛会のうちに終わる 

 

 10月22日の「ティータイムコンサート」は、会長である吉本光男先生の体調が整わず(詳しくは上達コラムを参照)、吉本先生不在のままのスタートとなりました。それでも、皆が落ち着いた雰囲気の中で始めることができたのは、これまでに「ティーコンとしてのスタイル」が出来上がっていたからなのだと思います。

 

安藤淳子さんの司会のもと、全てがいつも通りに順調に進行していきました。今回は、ご家族4人で参加された周さん一家の登場で「ギターを心から楽しむ会」としての「ティータイムコンサート」が、ますます意味深い「音楽の広場」になったような気がしています。全ての挑戦者の演奏が滞りなく終わり、「聴衆賞」を待つばかりにして恒例の「手作りケーキと珈琲」を楽しみながら語り合う交流会が始まりました。この日は、団体会員「アンダンティーノ」の西川英昭さんが聴衆の一人として参加してみえ、一人一人の演奏について温かいコメントを披露してくれました。演奏者の良かった面に光を当てた感想の一つ一つに愛がこもっていて、聴いた演奏者が「前よりも、もっとギターが好きになった!」と感動する場面もあり、一人一人に向けての応援歌のような温かい言葉が心に響きました。次は演奏者として挑戦したいと感想を結ばれ、次回に大きく期待が膨らみました。

 

その後、演奏者自身も自分の演奏に対する感想を述べる時間があり、充実した交流の場となりました。交流会が終わりに差し掛かろうとしていたちょうどその時、何と嬉しいことに吉本光男先生が会場に姿を現してくださいました。会場は大盛り上がりです! 大きな拍手が湧き起こり、聴衆賞が吉本先生自らの手で渡されました。華やぐ会場を見ながらつくづく実感できたことは、「居るべき人が居るべきところにちゃんと居る」そのことの大切さでした。残念ながら、吉本会長による模範演奏を聴くことはできませんでしたが、元気なお顔を見せていただけたことに感謝して、「楽しい音楽の祭典」の幕を下ろすことができました。いつもと違う「ティータイムコンサート」ではありましたが、絆の深まりと同時に、温かい感動を運んでくれた素晴らしい祭典になりました。

 

 

聴衆賞はサルコリの「タランテラ」を演奏された「安藤淳子」さん でした。長い期間をかけて温め育んできた曲だというだけあって、肩の力が抜けた無理のない演奏は、聴く者の心に届く優しい音色を持っていました。吉本先生がいつも「上達コラム」で書いてくださっていることですが、やはり、「こつこつ」「一歩一歩」を、「倦まず・弛まず・諦めず」継続して取り組んだ人だけが受け取ることのできる勲章なのだと思います。次回は2020年3月。今から準備を怠りなくしておきたいものです。

                        2019.10.01

                           事務局