協会便り 2015年09月
選択する力
真夏のアスファルトが、容赦なく照りつける太陽の激しさでゆれる毎日であったが、近頃、朝晩の風が少し涼しい。猛暑を振るい続けた夏も、ようやく帰りの支度を始めたような気配に、ほっとしている。
さて、「日本ユニバーサルギター協会」の団体会員である「合奏団・アンダンティーノ」が8月30日(日)に豊田市の農業改善センターで開催された「夏祭りコンサート」に出場。10分の枠でバッハの「管弦楽組曲第2番」の数曲を披露し
好評を博した。年に1回の参加チャレンジだが、この機会を上手に利用することで合奏団一人一人の演奏技術の向上をはかっているといえそうだ。毎年出場を選択している会の前向きさに、力強い意気を感じる。
今月のテーマは「選択する力」である。「やるか、やらないか」「右か左か」繊細なものも含めて人生は選択の連続だ。どちらを選択しても、全てが完璧にいくことなどないのだから後悔はついてまわる。どれが正しいとか、こちらが正解などないのだ。であれば、私は「行動する・チャレンジ」のほうを選択したい。
例え、結果がうまくいかなかったとしても、その理由を考えることで、失敗の経験から学ぶことがたくさんあるからである。安定の先に成長はない。特に若い方達には、大いにチャレンジしてもらいたいものだ。
来る9月20日(日)には第3回「ティータイム・ギターコンサート」が開催される。皆さんの腕を磨く「道場」としての「ティーコン」である。力いっぱい日頃の練習の成果を披露し、次へのステップにしてほしい。
近々の活動についても紹介しておきたい。
第1回「JUGAアマチュア・ギターコンクール」10月12日(月)祭日開催。
「日本ユニバーサルギター協会」の活動の大きな柱の一つである。ギターを愛する者たちが、夢や思いを実現させるための有意義な交流の場となる事を心から願っている。
2015.09.01
吉本光男