協会便り 2017年8月号
今後の協会活動ついて計画
8月になった。早いもので2017年もすでに半分以上が過ぎたことになる。今後の協会の活動について整理してみよう。
8月20日(日)第9回「ギター演奏研究講座」セゴビア奏法の基礎
9月17日(日)第7回「ティータイム・ギターコンサート」
10月15日(日)第3回「JUGAアマチュア・ギターコンクール」
10月開催予定のJUGA「アマチュア・ギターコンクール」への応募も少しづつだが事務局に届き始めている。
第1回の挑戦者は、開催規定ぎりぎりの5名からのスタートであった。
第2回は倍増して10名。「日本ユニバーサルギター協会」の知名度が上がってきた証であるとスタッフと共に喜んだものだ。
そして、今回第3回「アマチュア・ギターコンクール」。
他府県からは、既に埼玉の高校生が名乗りをあげてきている。
人生において「決める」「一歩を踏み出す」等々積極的な心の在り様の威力に気づいた者は、その後の生き方を大きく変えていくだろう。
結果、たとえそれが自分の思いどおりにならなかったとしても、つまづきながら全身全霊で掴みとった「お宝」は、誰も奪い取ることのない生涯の財産となっていく。
上記のことは、ギターに置き換えてみるとよくわかる。「コンクールへの出場」を決めた瞬間から、日々の練習の質は確実に密度の高いものになるはずだ。まず、コンクールで弾く曲を体に刻み込ませるためには
膨大な練習量が必要になってくる。また、聴く者の心に迫る「きらりと光る何か」を届ける演奏にするためには、アマチュアといえども圧倒的に精密な練習も要求されることになる。つまり、自らの「決意」なしには、到底やりきれるものではない世界に身を置くことになる。
それを承知で挑戦者に名乗りをあげるからこそ、気概を持った者、一歩を踏み出した者の日常は濃い時間となって輝き、相応の実りを獲得することになるのだ。演奏技術の向上、コミニュケーション能力のアップ、さらなる高みを目指すためにも勇気をもって挑戦してみてほしい。
近々では、9月17日に「ティータイム・ギターコンサート」も控えている。自分の力量に応じて参加できる音楽広場「ティー・コン」は本協会JUGAの理念を支える柱である。大いに活用してほしいものだ。
2017.08.01
吉本光男